ベルギー港湾都市 オステンド

2019年4月19日金曜、ベルギー北西部の町オステンドに行った。

 

基本情報

ブリュージュを州都とするウェスト・ブラバント州の都市。海辺のリゾート地として人気。人口71,332(2018)、面積37.72km2

 

やったこと

駅前のdelhaizを探索、写真館でオステンドの記録写真、海辺に行って北海をみる、魚市場を探索、kunstramknokkへ、knokkから少し戻り、blankenbergeから電車で帰る(結局海でビール飲んでくつろぐことはできなかった)

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駅。作りはシンプルだが、屋根の色がかわいい。

歴史:Oostendeはなぜ「東の端」という意味なのか

オステンドは「東の端」の意味。ベルギー的には西の端だが、なぜこうなったか?

(おそらく16世紀のスペインとネーデルランド(ベルギー含む)の80年戦争終了までスペインの支配下で、彼らから見たら東の端だったからではないか?と。フランスからの視点の可能性もあるが)

と、いくまでは思っていた。が、

の端は大西洋からみた東のことらしい(写真館情報)、それだけ海上交通が重要だったのだろう。

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“Aan onze zeelieden”と書いてある。船員と海の兵士の記念碑、かつてあったオステンド灯台と同じ場所に1954年に建てられた
交通:世界一長いライトレイルKunstramとは

ベルギー沿岸軌道は世界最長のライトレール。フランス国境近くの町からオステンドを経由してクノック・ヘイストを結ぶ。

のってみて、

kunstramは混んでいた、あと電車のような距離なのにかなり速度は遅く感じた。海が見えるなら観光トラムとしてもっと需要がありそう。海が見えると期待したが、トラムと海の間に茂みがあったので無理(須磨みたいな感じではなかった)

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kunstram。かなり混んでいた。

建築:

kunstram沿線はどこもリゾート地で高級住宅街のようにみえたが、日本によくあるマンションばかりだった。そんなにたくさんマンション作って需要があるのか?ベルギーでは珍しい光景。

kunstram沿線のde haanはかわいい町だった。なんとなくブレーメンぽい。町には、bell epoque19c-20c初頭までにフランスで開花した華やかな文化を回顧する表現、ボン・マリュシェ百貨店などの消費文化、良き時代という意味)様式の建物が多く残っている。ゴルフコースがある。アインシュタインが半年住んでいたこともあった

行政:

有料のゴミ入れがあった(となりに無料のも)何を有料で回収してるのか

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駅前のゴミ箱。コインを入れると捨てられる。ゴミ袋入れにしては小さいから何のためのものなのか。
所感:

オステンドはリゾート地でもあるけど、東側の埠頭は工業地帯な感じだった。経済と産業の香りがした。

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quayというやつ。駅前。